Friday, April 11, 2014

Divergent (邦題:ダイバージェント )


超人気作『Hunger Games(邦題:ハンガーゲイムズ)』シリーズの映画化も非常に注目されたが、それに引けを取らないほど、もしくはそれ以上に全米で注目され、2014年に最も観たい映画にトップでランクインされたのが、Veronica Roth(ベロニカ・ロス)著のメガヒット小説 Divergent(邦題:ダイバージェント)』を映画化したこの作品。


Divergent(邦題:ダイバージェント)』はハンガーゲイムズシリーズやこれまた人気作の『Twilight(トワイライト)』シリーズと一緒で、ヒロイン(若い女の子)が主人公であるベストセラーSF系小説を原作にしているシリーズもの。ハンガーゲイムズ同様、小説シリーズは3部作となり、第2部「Insurgent(インサージェント)」、第3部「Allegiant(アリージアント)」で完結する。


舞台は近未来。そこには5つの派閥/党派(ファクション)が存在する。5つのファクションとは、無欲を司る【アブネゲーション】、平和を司る【アミティ】、高潔を司る【キャンダー】、博学を司る【エリュアダイト】、勇敢を司る【ドーントレス】。


全人類、16歳になった時に受ける選択の儀式で、いずれかのファクションに振り分けられる。近未来では政府が掲げる “Fraction over Blood(血よりファクション)という考え方のもと、両親と違うファクションを選ぶ青年少女たちは、その後は親と決別し、新しいファクションで新しい人生を歩んで行くことが義務づけられている。


政府は、血よりも、同じ性質を持った人々と固まっている方が、世の平和が保たれ、人類は幸せだと大々的にうたっている。

どこにも当てはまらない人はファクションレスと呼ばれ、どのファクションにも所属できない為、居場所がなくホームレスのような暮らしをしている。



しかし、どれ一つの要素もなく、どこにも所属できないファクションレスとは異なり、一つ以上の要素を兼ね備える人も存在する。



その人達もまたどの派閥にも歓迎されず、異端者=ダイバージョントとみなされる。そしてダイバージェントは平和や秩序を脅かす者たちということで、政府の抹消対象となっている。


ダイバージェントとみなされた主人公は生き残ることができるのか。

続きは是非7月に映画館で!



主人公トリスを演じるのは『The Descendants (邦題:ファミリー・ツリー)』などに出演し、若手注目株のShailene Woodley(シェイリーン・ウッドリー)。個人的にも注目度の高い、イチオシの女優さんだ。準主役のTheo James(セオ・ジェームズ)はイギリス出身の29歳。



映画界ではまだ知名度が高いとはいえない二人を支えるのは、アカデミー賞女優Kate Winslet(ケイト・ウィンスレット)、Ashley Judd(アシュレイ・ジャッド)、Maggy Q(マギーQ)と豪華な俳優陣が集結。




メガホンを取ったのは、『Limitless(邦題:リミットレス)』などのNiel Burger(ニール・バーガー)監督。彼はライター(脚本家)でもある。


主演のシェイリーンは、日本を含め米国以外ではまだ知っている人こそ少ないかもしれないが、米国では TV ドラマシリーズ『The Secret Life of the American Teenager(邦題:アメリカン・ティーンエイジャー 〜エイミーの秘密〜)』に主演し有名となった21歳の女優さん。


The Descendants (邦題:ファミリー・ツリー)』のブログ記事ではきっと彼女を今後映画で見る機会が多そうと書いたが、そのとおり、2013年は『The Spectacular Now(邦題未定)』に続き、本作での大抜擢。毎年1〜3作くらいの観かけることになるだろう。


先日、テレビ出演したシェイリーンが、主役を引き受けるか迷っていた時に、『Hunger Games(邦題:ハンガーゲイムズ)』シリーズのヒロイン、且つアカデミー賞女優となったJennifer Lawrence(ジェニファー・ローレンス)がシェイリーンに直接メールを送り、この役をやるべきだと諭したそう。


私生活でも、無類の古着好きで古着しか着ないということでも有名なシェイリーン。ジェニファー・ローレンスと同じで飾らない姿が魅力の若手女優が。


本作の大ヒットを受け、注目度もこれまで以上に増し、普通の生活が好きだという彼女は今、果たしてどういう心境でこの成功を受け止めているのだろうか。



Divergent(邦題:ダイバージェント)


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