Monday, January 12, 2015

The Golden Globe Awards 2015 (第72回ゴールデン・グローブ賞)

みなさま、遅ばせながら、明けましておめでとうございます。
本年どうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨年末から仕事が変わったこともあり、なかなか時間がとれず、更新ができていないので、いつもブログの更新を楽しみにしてくださっている方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

そして何より、映画のことを書くことが大好きな私にとっては、書く時間がとれないことが少しストレスなのですが、今年も細々と書いていきたいと思いますので、引き続きご愛読いただければ嬉しいです。




さて、年が明け、賞レースが始まりましたね!

アメリカ時間の昨日、ビハリーヒルズにて第72回ゴールデングロープ賞が開催されました。モーションピクチャー(映画)部門とテレビ部門、両方のアワードを対象としていますが、本ブログでは映画部門のみにフォーカスしてお届けします。

ちなみに、ゴールデングローブ賞の概要や選考基準などは、昨年の記事The Golden Globe Awards 2014(第71回ゴールデン・グローブ賞)をどうぞご参考に...


さて、映画部門では、『Birdman(邦題:バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡))』と Boyhood(邦題:6才のボクが、大人になるまで。)』がそれぞれ3冠で勝ち組みとなりました。



以下、ノミネート作品と受賞作品を一挙公開!

★Best Drama(最優秀ドラマ賞)
Foxcatcher(邦題:フォックスキャッチャー)』
Selma(邦題:セルマ)』

★Best Comedy(最優秀コメディ賞)
WINNER: The Grand Budapest Hotel(邦題:グランド・ブダペスト・ホテル)』
Birdman(邦題:バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡))』
Into the Woods(邦題:インテゥ・ザ・ウッズ)』
Pride(邦題:パレードへようこそ)』
St. Vincent(邦題:未定)』

★Best Director(監督賞)
WINNER: Richard Linklater(リチャード・リンクレイタ Boyhood(邦題:6才のボクが、大人になるまで。)』
Wes Anderson(ウェス・アンダーソン),  The Grand Budapest Hotel(邦題:グランド・ブダペスト・ホテル)』
Ava Duvernay(エヴァ・デュヴルネ), Selma(邦題:セルマ)』
David Fincher(デヴィット・フィンチャ, Gone Girl(邦題:ゴーン・ガール)』
Alejandro Gonzalez Inarritu(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥー), Birdman(邦題:バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡))』

★Best Actress in Drama(ドラマ部門主演女優賞)
WINNER: Julianne Moore(ジュリアン・ムーア), Still Alice(邦題:アリスのままで)』
Jennifer Aniston(ジェニファー・アニストン), Cake(邦題:未定)』
Felicity Jones(フェリシティ・ジョーンズ)The Theory of Everything(邦題:博士と彼女のセオリー)』
Rosamund Pike(ロザムンド・パイク),  Gone Girl(邦題:ゴーン・ガール)』
Reese Witherspoon(リース・ウィザースプーン), Wild(邦題:未定)』

Best Actor in Drama(ドラマ部門主演男優賞)
WINNER: Eddie Redmayne(エディ・レッドメイン),  The Theory of Everything(邦題:博士と彼女のセオリー)』
Steve Carell(スティーヴ・カレル), Foxcatcher(邦題:フォックスキャッチャー)』
Jake Gyllenhaal(ジェイク・ジレンホール), Nightcrawler(邦題:未定)』
David Oyelowo(デヴィッド・オイェロウォー), Selma(邦題:セルマ)』

★Best Actress in a Musical or Comedy(コメディ部門主演女優賞)
WINNER: Amy Adams(エイミー・アダムズ), Big Eyes(邦題:ビッグ・アイズ)』
Emily Blunt(エミリー・ブラント), Into the Woods(邦題:インテゥ・ザ・ウッズ)』
Helen Mirren(ヘレン・ミレン), The Hundred-Foot Journey(邦題:マダム・マロリーと魔法のスパイス)』
Julianne Moore(ジュリアン・ムーア), Map to the Stars(邦題:マップ・トゥ・ザ・スターズ)』
Quvenhane Wallis(クァヴェンジャネ・ウォレス), Annie(邦題:アニー)』

Best Actor in a Musical or Comedy(コメディ部門主演男優賞)
WINNER: Michael Keaton(マイケル・キートン)Birdman(邦題:バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡))』
Ralph Finnes(レイフ・ファインズ), The Grand Budapest Hotel(邦題:グランド・ブダペスト・ホテル)』
Bill Murray(ビル・マーレイ), St. Vicent(邦題:未定)』
Joaquin Phoenix(ホアキン・フェニクス), Inherent Vice(邦題:未定)』
Christoph Waltz(クリストフ・ヴァルツ),  Big Eyes(邦題:ビッグ・アイズ)』

★Best Supporting Actress(助演女優賞)
WINNER: Patricia Arquette(パトリシア・アークエット) Boyhood(邦題:6才のボクが、大人になるまで。)』
Jessica Chastain(ジェシカ・チャステイン), A Most Violent Year(邦題:未定)』
Emma Stone(エマ・ストーン), Birdman(邦題:バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡))』
Meryl Streep(メリル・ストリープ), Into the Woods(邦題:インテゥ・ザ・ウッズ)』

★Best Supporting Actor(助演男優賞)
WINNER: J.K. SimmonsJ.K.シモンズ), Whiplash(邦題:セッション)』
Robert Duvall(ロバート・デュヴァル), The Judge(邦題:ジャッジ 裁かれる判事)』
Edward Norton(エドワード・ノートン), Birdman(邦題:バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡))』
Mark Ruffalo(マーク・ラファロ),  Foxcatcher(邦題:フォックスキャッチャー)』

★Best Screenplay(脚本賞)
WINNER: Alejandro Gonzalez Inarritu(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥー), Nicholas Giacobone(ニコラス・ジャコボーン), Alexander Dinelaris(アレクサンダー・ディネラリス)and Armando Bo(アルマンド・ボー)Birdman(邦題:バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡))』
Wes Anderson(ウェス・アンダーソン)『The Grand Budapest Hotel(邦題:グランド・ブダペスト・ホテル)』
Gillian Flynn(ギリアン・フリン)Gone Girl(邦題:ゴーン・ガール)』
Richard Linklater(リチャード・リンクレイタ Boyhood(邦題:6才のボクが、大人になるまで。)』

Best Original Song(主題歌賞)
WINNER: Glory from Selma, Music and lyrics by John Legend and Common
"Big Eyes" from Big Eyes, Music and lyrics by Lana Del Rey
"Mercy Is" from Noah, Music and lyrics by Patti Smith and Lenny Kaye
"Opportunity" from Annie, Music and lyrics by Greg Kurstin, Sia Furler and Will Gluck
"Yellow Flicker Beat" from The Hunger Games Mockingjay Part 1, Music and lyrics by Lorde

Best Score(作曲賞)
Birdman(邦題:バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡))』
Interstellar(邦題:インターステラー)』


監督賞、ドラマ、コメディそれぞれの作品賞は勿論のこと、個人的に最もドキドキしながら聞いていた賞は、主演女優賞と主題歌賞。ドラマ部門の主演女優賞は誰が選ばれても納得できるくらい、5人のノミニーの演技力は定評だ。主題歌賞はLana Del ReyとLordeの一騎打ちになると思っていたので、意外な結果となった。

脚本賞、助演女優賞もさぞかし接戦だったことだろう。

また、主演男優賞、主演女優賞の双方にノミネートされたのは、 The Theory of Everything(邦題:博士と彼女のセオリー)』のみ。本当に2人の演技は素晴らしかった。まだ観ていない方には是非観てもらいたい。



ゴールデングローブ賞では作曲賞のみのノミネートで終わってしまった『Interstellar(邦題:インターステラー)』、きっとアカデミー賞ではもっと脚光を浴びるのではないだろうか。

今月15日に全24部門のノミニが発表されるので、注目だ。



***

余談ですが、アカデミー賞当日までに、まだ観ていないこちら5作品たちを観に行きたいと思っています!
Big Eyes(邦題:ビッグ・アイズ)』
Foxcatcher(邦題:フォックスキャッチャー)』
Wild(邦題:未定)』
Selma(邦題:セルマ)』
 A Most Violent Year(邦題:未定)』


そして、『Taken 3(96時間/レクイエム)』とAmerican Sniper(邦題:アメリカン・スナイパー)』も観に行きたいので、しばらくは映画漬けの週末が続きそうです!


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