Thursday, October 31, 2013

The Nightmare Before Christmas 4D (邦題:ナイトメアー・ビフォア・クリスマス/ディズニー4D)



Happy HaLLoWeEeeeN!!!

LAは今日まさに10月31日、ハロウィン。

仕事場ではコスチュームコンテストがあり、ハロウィン用のスイーツに囲まれながら、薄暗いお部屋で、お決まりの怖い映画鑑賞。

一本目はホラー映画の定番『Scream(邦題:スクリーム)』、そして二本目はハロウィンと言えばこの映画、『The Nightmare Before Christmas(ナイトメアー・ビフォア・クリスマス)』。


実はこの映画、このあいだ4Dで観たばかり。

普段あまりアニメーションは観ないのだが、ハリウッドにあるディズニー関連の映画のみを年中上映しているEl Captain Theatre(エル・キャプテン・シアター)で10月中旬から11月初旬にかけて期間限定で199310月に公開された『Tim Burton’s The Nightmare Before Christmas 4D
(邦題:ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス/ディズニー4D)』を上映する、ということで、ずっと観てみたかったのと、時期的にもぴったりなので、「4Dってなんだ?」という疑問を持ちながら観てみることに。



なるほど、こういうストーリーだったのね!そりゃ今の時期(ハロウィン前後〜クリスマスにかけて)観るのに、絶好の映画だわ!っていうお話。

ミュージカルアニメーションで、ハロウィン村の住人たちも怖い身なりをしてはいるものの、慣れて来ると、愛着が湧いてきて、すごく可愛らしい映画。大人でも楽しめる。

音楽も一回聞いたら忘れられず、ついク口ずさんでしまう。


結果的に4Dというのは、映像と一緒に手を振ったり、ゼロ(犬)と一緒に吠えたり、光が点滅するところでは会場の電気がバチバチキラキラと光ったり、雪が降るところでは、人工雪が映画館の上から降ったり。

会場の内装もすっかりハロウィンとクリスマス。


4Dとは、どうやら会場一体型ということなのかな?

とにかく、なんとも愉快な感じで、ディズニーのアトラクションに行った気分になったとさ。

この映画をまだ一度も観たことがない方は、この時期に是非一度観てみては?

Wednesday, October 23, 2013

Gravity (邦題:ゼロ・グラビティ )


映画界で懸念される3D離れに待ったをかけた、公開後3週間経った今も話題沸騰中の『Gravity(邦題:ゼロ・グラビティ)』をIMAX 3Dで観て来た。


映画を観るのに$20。日本ではこの程度の金額は至って普通だが、アメリカでは映画は日常的に観る文化があり、もっと身近なものなので、いくらIMAX 3Dであろうと、アメリカ人にとって映画にこの金額を払うというのは、結構な贅沢。

それでも、この映画は映画館で観る甲斐がある。この映画は自宅でDVDNetflixで観る映画ではない。


物理的な遠さはあれども、心理的にどんどん距離が近くなってきている感じのする“宇宙”の存在。最近では、宇宙飛行士でない人でも宇宙への旅を計画してりしているくらいだ。

それでも、私たちにとってまだまだ未知の世界であることには間違いない。
美しい場所なのだろう。一方で、何が起こるか分からない、自分では制御不可能な恐ろしい場所という認識もある。

本作品はそのイメージを映像にし、具体的に味わうことのできるSFスリラー/パニック映画だ。


Alfonso Cuarón(アルフォンソ・キュアロン)氏が監督、脚本、プロデューサー全てを務める。ハリーポッターシリーズの監督を務めたことがあることは知っていたものの、彼が手がけた作品を観たのは、今回の『Gravity(邦題:ゼロ・グラビティ)』が初めて。

監督は、「未来を舞台にした空想上の映画にする気はなく、映像的にはドキュメンタリーのようにしたかった」と語り、本物の宇宙飛行士2人も、この映画は事実に正確だと語っている。


とにかくこの映画は色々な意味で斬新であり、新鮮であった。

物語はいたってシンプル。だいたい宇宙映画は同じようなあらすじが基本だ。宇宙に行って、予想外のアクシデントに見舞われ、必死に地球へ生還しようとする。この作品も一緒だが、どこか新しいのだ。こんな映画観たことがないと思える初めての感じの映画だ。

Armageddon(邦題:アルマゲドン)』や『Deep Impact(邦題:ディープインパクト)』は“動”なら、この映画は“静”である。

他には、宇宙映画ならでは、視覚を満足させる映像美。音と静寂の使い分け。
闇はもちろん怖い。でも、静寂と美しさと壮大さがこんなに怖く感じるとは。。。それでも、地球だけは宇宙の闇の中で青く美しく輝いている。

そして、カメラワーク。観客の視点が宇宙飛行士達のヘルメットの中からの視点になったり、遠いもの、近いものがぐるぐると入れ替わったり。一瞬ごとに観る角度が変わる感覚は、まさに体験型だった。


映画の始まり方からして独特だ。暗闇が見え、何かが遠くで動いているのが見える。そしたらカントリーミュージックがかすかに聞こえてきて、見ているものと聞いているもののギャップに頭に「?」が浮かぶ。

カメラがどんどん遠くで動いているものにフォーカスをしていき、巨大望遠鏡の周りで作業をしている宇宙飛行士3人が登場する。Sandra Bullock(サンドラ・ブロック)演じる、今回が宇宙での初任務であるDr. Ryan Stone(ライアン・ストーン博士)がもくもくと作業をしている。その周りをGeorge Clooney(ジョージ・クルーニー)演じる、今回最終任務のベテラン飛行士、Matt Kowalski(マット・コワルスキー)、そしてもう一人の飛行士であるが楽しげに冗談話をしながら宇宙を遊泳しているのが確認できる。


そんな中、ヒューストン(声はもちろんEd Harris/エド・ハリス)から連絡が入り、ロシアのミサイルが人工衛星を破壊し、飛び散った破片等がチェーンリアクションを起こしているため、すぐに作業を中止して米NASAスペースシャトル・エクスプローラーに戻るようにと指令を受ける。

しかし、作業を中止しようとした時には既に手遅れだった。
巨大な破片が飛行士達を襲い、衝撃から、ライアンは宇宙の闇に身一つで放り出されてしまう。ヒューストンやシャトル、他の飛行士たちとの連絡も途絶える。


ライアンは重力ゼロの空間でぐるぐる回るドリフト現象が起き、更に酸素タンクが急激に減っていき、息が苦しくなってくる。

宇宙にたった一人で孤立してしまったライアンの運命はいかに。。


実はこの映画、主役2名、ライアン役のサンドラ・ブロックとマット役のジョージ・クルーニー以外の登場はほとんどない。むしろ、ジョージ・クルーニーも映画の三分の一しか登場しない。ほとんどがサンドラ・ブロックにフォーカスをしている。息づかい、一つ一つの表情や仕草、とにかく素晴らしい演技だった。マット役はジョージ・クルーニーでなくても良かったのでは、という意見もあるようだが、クサくならずにあのユーモアと哀愁を出せるのはジョージ・クルーニーしかいないだろう。




見終わると、たったの1時間半とは思えないほどの充実感、そして疲労感。

観ているこちらまで力が入り、動悸が早くなり、息苦しくなる。
登場人物が浮遊物体などによりダメージを受けるときは、こちらまで何かにぶつかったような気分になる。

是非この映画を一人でも多くの方に体験していただきたい。

日本での公開は1213日!
是非IMAX 3Dで!

English Trailer

Monday, October 21, 2013

Prisoners(邦題:プリズナーズ)


先週末、朝からHugh Jackman(ヒュー・ジャックマン)の最新作『Prisoners(邦題:プリズナーズ/日本公開日:5月3日予定)』を観てきた

予告編トレイラーを観ても、イマイチ派手さもなくパッとしない印象だったこの作品。一方で豪華なキャスト。独特な印象を受けたので、一か八かかけて観てみることに。

舞台はアメリカ、ペンシルベニア州の田舎町。二組の家族がサンクスギビングのディナーを楽しんでいるところから物語が始まる。冬ならではの、部屋の中の暖かい雰囲気。そんな中、両家族の幼い娘達がこつ然といなくなってしまう。

景色は一転、寒くて薄暗い雰囲気へと変わる。いかにもペンシルバニアという感じのする寒くて淋しい感じの冬だ。

両家族の親たちが 必死に行方不明になった娘達を探し始めるのだが、娘達それぞれの兄と姉が、ディナーの前に4人で散歩をしていた際に、不審なSUVを見つけたことを告げる。

誘拐事件に発展し、地元の敏腕刑事ロキの元に連絡が入る。ロキはそのSUVを探し出し、乗っていた男性を警察署に連れて帰り、事情聴取を行う。しかし、その男性のIQ10歳程度のものだと知り、犯行が不可能ではないかと困惑する。



男性は証拠不十分で釈放されるが、ヒュー・ジャックマン演じる、少女の父、ケラーはそれを知り、怒り狂う。その結果、彼はとんでもないことを計画し、実行するのである。



続きは是非映画館で

この映画、なんとランニングタイム153分。最近の映画にしては、かなり長い方だ。

それでも、2時間もの間、観る者に緊張感を与え、スクリーンに釘付けにさせる演出は素晴らしいとしか言いようがない。派手さはない、が、ひき付けられてしまう。カメラワークと音楽も、確実に手助けしている。そしてストーリー。次から次へと何かが常に起こっている、だから長いと感じさせない。

最後の最後まで何かが起きている。そして終わり方は「え?ここで終わり?」という何ともすっきりしない、しかし一方で「その終わり方、ありだなー」と思える終わり方だ。

キャストも良かったと思う。ヒュー・ジャックマンの白熱したリアルな演技、刑事役のJake Gyllenhaal(ジェイク・ジレンホール)の刑事らしい演技、そしてその他のキャストの自然な演技力も観客を物語に引き込む一つの要因だろう。中でも、Paul Dano(ポール・ダノ)はここ数年注目度が高く、映画起用率も高い。





映画を見終わった後も、なんとなくその後数時間、映画を引きずってしまった。どこにでもありそうなアメリカの田舎町を舞台にしているから、更に奇妙だと思えたのかもしれない。私が幼い頃に住んでいたアトランタの町でも、「白いバンで子供達が連れ去られている」という噂が町中に流れていて、家の周りで遊んでいる時によく自分の親や友人の親に「白いバンには気を付けなさいよ!」と何度も言われた記憶がある。

この映画は通常のハリウッド映画のような派手さがないからか、良い意味で日本のサスペンスドラマ風の印象を受ける。タイトルの付け方も、また日本的だという印象。間接的というか、タイトルからそのまま受け取るような、分かりやすく『刑務所にいる囚人』をテーマにしているわけではなく、『囚われている人、囚われる者』を描いているからだ。

English Trailer

Japanese Trailer Special Ver. 


このフィルムを観たことによって、監督であるDenis Villeneuve(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)の過去の作品も観たくなった。第83回アカデミー賞の外国語映画賞でノミネートされた『Incendies(邦題:灼熱の魂)』が気になる。


それにしても、今年の秋から冬にかけて、 映画好きにはたまらない豊作っぷり。 観ると決めているのだけでもこれだけある。毎週映画館に通うことになりそうだ。

(以下USAにおける公開日順)
The Fifth Estate
Counselor10/25
Hunger Games –Catching Fire–  11/22
Mandela11/29
Lone Survivor12/27
Third Person』未定

ブログの更新も引き続きどうぞお楽しみに〜!