Tuesday, June 11, 2013

The Great Gatsby Vol.2 (邦題:華麗なるギャツビー 2回目)



先日、2回目の『The Great Gatsby(邦題:華麗なるギャツビー)』を観に行った。今回は3Dで鑑賞。頭と目が痛くなるので、3Dは基本的にはあまり得意ではないのだが、せっかくなら2回目は3Dでと思い、頑張ってチャレンジ。



やはり、3Dの方が良かった。SFでもアクションでもないが、華やかで綺麗な映像が3Dだと更にドラマチックで華々しく、そして美しく見える。



これから日本で観る方には是非3Dで観ることをおススメする。

ちなみに、1回目の記事はコチラ↓

http://taekofilms.blogspot.com/2013/05/the-great-gatsby.html






2回目でも、一瞬足りとも飽きることなく、またしても2時間22分の間、映画に釘付けになって、全神経を集中させて見入ってしまった。どんどんどんどん映画の中の世界に引き込まれてしまうのだ。バズ・ラーマンの演出に最初から最後まで感動してしまう。映像美、世界観、華やかさ/エレガントさの演出の仕方、空虚さの演出の仕方、コミカルな場面の演出の仕方、どれも監督のこだわりと遊びが見える。忘れてはならない、監督の奥様であり、この作品の共同プロデューサーでもあるキャサリン・マーティン(デザイナー畑出身)の抜群なセンスも。



改めて見てみると、やっぱり主人公ジェイ・ギャツビー役のレオナルド・ディカプリオの演技力と存在感にひれ伏してしまう。これまでに様々な役柄を演じていて、たくさんの代表作があるにも関わらず、ギャツビーの役にぴたりとハマり、これほどまでに感情移入させてしまうレオナルド・ディカプリオは天才だ。映画を観ていると、彼は他の誰でもない、ジェイ・ギャツビーなのだ。



そして語り手でもある、 ニック・キャラウェイ役のトビー・マグワイアがすごく良い味を出している。彼とディカプリオのバランスが絶妙である。この二人、そしてヒロインデイジー役であるキャリー・マリガンのワキを固める俳優/女優陣の演技も見事だ。

そして、前回の記事でも書いたが、二回目を観ると、更に映画を通して音楽が素晴らしいと思った。クラシックな音楽から、テンポの早いポップまで盛り込まれていて、映画を観ながら幾度も「かっこいい!」と思ってしまった。観る方には、是非ストーリーだけではなく音楽にも注目して欲しい。

アメリカではこの映画を評価している人と、批判している人が真っ二つに分かれる。恋愛模様にフォーカスしすぎている、映像のストーリーも虚像の世界などと言う人も多くいる。

確かに好き嫌いは分かれるだろう。大衆映画ではないので、分かりやすく、単純明快で、ダイナミックで、みんなでわいわい楽しめる内容ではないので、アメリカでは特に苦手な人は苦手だろうと思う。

笑いを提供してくれるもの、スリルを提供してくれるもの、感覚を刺激してくれるものなどなど人によってエンタテインメントというもの自体全く異なるので、人それぞれの感想が出て来ると思うが、少しでも興味を持った人には是非劇場まで芦を運んで映画館のスクリーンで観て欲しい。

私もさすがに3回目は映画館ではもう観ないと思うが、DVDが発売されたら、購入する予定なので、今から既に発売が楽しみでならない。




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